元レスラーの「アクセル・ロッテン」　モーテルで遺体となって発見

　「アクセル・ロッテン」のリングネームで知られる元プロレスラーのブライアン・ナイトン氏（４４）が４日、米国ボルチモアのモーテルで遺体となって発見された。死因は現時点で明らかにされていない。

　ナイトン氏は１９９２年から２００１年まで存在したプロレス団体ＥＣＷで主に活躍。イアン・ロッテンと「バッド・ブリード」というタッグを組み、同団体のタッグ王座を獲得するなど人気を博した。

　その後は、２００５年にＷＷＥ、２０１０年にはＴＮＡのマットに上がっていたが、ここ数年は薬物依存の問題を抱えており、さらに車椅子での生活を余儀なくされるなど、レスリングができる状態ではなかったという。

　この訃報を受け、ＷＷＥは同日に、「アクセル・ロッテンとしてマットに上がったブライアン・ナイトン氏のご家族、ご友人、そしてファンの皆さまに謹んでお悔やみを申し上げます」と声明を発表した。