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村田 年内世界挑戦へLAで1カ月のスパー合宿へ

[ 2016年1月29日 05:30 ]

スタッフに囲まれ、試合PR用の写真撮影をする村田

ミドル級ノンタイトル戦 WBC5位・村田諒太―WBCスペイン語圏王者ガストン・アレハンドロ・ベガ

(1月30日 上海オリエンタル・スポーツセンター)
 ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリスト・村田諒太(30=帝拳)が年内の世界挑戦へ向けて3月上旬から米ロサンゼルスで約1カ月のスパーリング合宿を行うことが28日、分かった。

 帝拳ジムの本田明彦会長が「今年中に世界戦をやる。世界戦前に3試合やって、今年4戦目が世界タイトル。そこから逆算してやることをやらないと」と明かした。

 村田は米国で長期合宿を行ったことはあるが、スパーのみの合宿は初めて。ミドル級最強と評価されるWBAスーパー・WBC暫定・IBF正規王者のゲンナジー・ゴロフキン(33=カザフスタン、34戦全勝31KO)と手合わせするなど“出稽古スパー”で腕を磨き、世界戦へ向かう計画だ。

 そのためにも16年初戦は重要となる。「村田は知力、体力、右ストレートは世界レベル。その3つを磨いて勝負する」と本田会長。この日はホテルのジムで調整した村田も「世界をやる前にどういう相手に勝つかが重要」と話した。

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2016年1月29日のニュース