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大森“詰め将棋”で世界挑戦つかむ!前日計量クリア

[ 2015年12月16日 05:30 ]

WBOバンタム級指名挑戦者決定戦の前日計量を終え、マーロン・タパレス(左)とポーズをとる大森将平

WBO世界バンタム級指名挑戦者決定戦 同級1位・大森将平―同級2位マーロン・タパレス

(12月16日 島津アリーナ京都)
 WBO世界バンタム級指名挑戦者決定戦の前日計量が京都市内で行われ、同級1位の大森将平(22=ウォズ)はリミット(53・5キロ)を200グラム下回る53・3キロ、同級2位のマーロン・タパレス(23=フィリピン)は52・7キロでクリアした。

 サウスポー対決を制すれば、来年早々にも世界初挑戦のチャンスがやってくる。大森は「KOのイメージはできている。焦らずに組み立ててやりたい」と力を込めた。豪快なワンパンチKOではなく、詰め将棋のような理論的攻略を狙う。

 名王者たちから激励メッセージが届いた。かつてWBC同級王座を10度防衛した長谷川穂積(真正)から「いつも通りにいけば大丈夫」、南京都高(現京都広学館高)の先輩で現WBC同級王者の山中慎介(帝拳)から「成長した姿を見せてくれ」などハッパを掛けられた。偉大な世界王者の仲間入りを目指し、前進あるのみだ。

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2015年12月16日のニュース