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柴田4度目防衛 34歳劣勢逆転「大きな収穫」

[ 2015年11月14日 05:30 ]

マリア・サリナス(右)に引き分けて防衛に成功した柴田直子

IBF世界女子ライトフライ級タイトルマッチ10回戦 柴田直子 引き分け マリア・サリナス

(11月13日)
 王者・柴田直子(34=ワールドスポーツ)が三者三様の引き分けで、4度目の防衛に成功した。サリナスの強打を浴びて序盤は劣勢に回ったが、中盤からカウンターを狙いポイントを奪取。足を使って攻撃をかわし、右ストレートで前進を食い止めた。

 柴田が辛くも王座を防衛した。序盤から挑戦者の左フックをもらい、3回にはコーナーを背にして連打を浴びた。強振してくる相手に対し、細かいパンチをまとめて応戦。中盤からはカウンターで反撃を仕掛け、劣勢をはね返した。試合後は両者肩車で勝利をアピールする接戦。ホームで引き分けに持ち込んだ34歳は「今できることを出してやった。防衛できたことが大きな収穫だと思う」と安どの表情を浮かべた。

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2015年11月14日のニュース