風邪ひき体質には漢方で！田口　Ｖ２戦へ「打ち合い持ち込む」

内山の写真集を手に笑顔の田口（左は内山）

ＷＢＡ世界ライトフライ級タイトルマッチ

（12月31日 東京・大田区総合体育館）
　２度目の防衛戦に臨む田口は「勝って内山さんにいい形でつなげたい」と抱負を述べた。大みそかは３年連続で「少しずつ慣れてきた」という。相手は内山と同じく中南米選手の予定。「（中南米は）ポイントを取りにくる老かいな選手が多い。身上は打ち合いなので、打ち合いに持ち込んで勝ちたい」と話した。

　風邪をひきやすい体質で、５月の初防衛戦の前は体調不良もあり納得のいくスパーリングができなかった。現在も「スパーにムラがある」と悩んでいるが、漢方薬やサプリを摂取し、早めに薬を飲むなど風邪予防に努めている。防衛回数には「一回一回ちゃんとした試合をやって勝ち続けたい」と謙虚だが、２８日にＷＢＣライトフライ級王者ゲバラ（メキシコ）に挑む木村悠（帝拳）ら同階級の選手について「いずれやるかもしれないから意識した目で見ている」と話すなど、将来の統一戦にも意欲をのぞかせた。