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粟生にタイトル戦のチャンス!WBO会長が意向示す

[ 2015年7月9日 05:30 ]

粟生隆寛

 ボクシングWBOのフランシスコ・バルカルセル会長(67)が8日、都内で会見し、WBO世界ライト級王座決定戦(5月、米国)でKO負けした粟生隆寛(帝拳)について言及した。

 相手のベルトラン(メキシコ)は体重超過で計量に失敗し、試合後の薬物検査でも陽性反応が出た。ランキングから外され試合後に敗れた粟生がランク8位となった。その経緯を踏まえ「粟生にタイトル戦のチャンスを考えている」と世界戦の機会をつくる意向を示した。

 11日にはWBO同級王座決定戦で1位フラナガンと2位セペダが対戦。同会長によると、新王者は初防衛戦で指名試合を行う流れとなっており「(4位の)ペトロフと粟生が戦うことが考えられる」という。ペトロフ撃破の先に世界再挑戦の青写真を描く同会長は「WBOの10月の総会で話が出ると思う」と話した。

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2015年7月9日のニュース