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八重樫 動き軽快 4度目防衛戦へ練習公開

[ 2014年8月28日 17:22 ]

 世界ボクシング評議会(WBC)フライ級チャンピオンの八重樫東(大橋)が28日、横浜市内の所属ジムで4度目の防衛戦(9月5日・代々木第二体育館)に向けた練習を公開し、2ラウンドのスパーリングで軽快に動いた。3階級制覇を狙う39戦全勝(33KO)のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)との闘いを前に「自分にとって、ビッグチャレンジ」と闘争心を奮い立たせた。

 横への動きに定評がある31歳の王者は、前後の出入りの速さを求めて、ふくらはぎなどの下半身を強化してきた。この日も踏み込んで相手との距離を詰めるスピードに成長の跡をのぞかせた。

 下馬評は不利という予想が大半だ。攻防に隙のない最強の27歳の挑戦者対策は講じているが「正解は試合でしか分からない」と手応えは口にしなかった。気持ちは充実しており「ハイリスクにはハイリターンがある。強い人に勝ちたい」ときっぱりと話した。

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2014年8月28日のニュース