×

興毅 移籍実現へJBCに直談判の意向「早く結論出してもらう」

[ 2014年8月8日 05:30 ]

亀田興毅

 ボクシングのUNITEDジムへの移籍を一度は断念した元世界3階級制覇王者の亀田興毅(27)が一転して移籍実現へ向けて日本ボクシングコミッション(JBC)へ近日中に直談判する意向を明かした。

 昨年12月の世界戦混乱問題で亀田ジムの会長らが事実上の資格剥奪処分を受け、3兄弟は国内で試合ができなくなり、興毅は先月4日にJBCに移籍届を提出。JBCが移籍の可否を決めるために実施するとしていたヒアリングは同ジムの三好渥義会長の体調不良で行われず、結論は出ないでいた。

 興毅は「長引かせてジムに迷惑を掛けられない」と一度は移籍を諦め、同ジムはJBCに対し、移籍届を取り下げる意向を伝えていた。だが、体調の回復した三好会長から「バックアップするから頑張ろう」と声を掛けられ、興毅の気持ちは変わった。WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(ワタナベ)との指名試合の国内開催の可能性も消滅していない。「JBCに行って話をして、早く結論を出してもらう」。興毅は近く三好会長とともにJBCに出向いて移籍実現を訴える予定だ。

続きを表示

2014年8月8日のニュース