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亀田新ジムの加入申請を却下 8月の興毅戦は実現困難に

[ 2014年6月17日 05:30 ]

 東日本ボクシング協会は都内で理事会を開き、亀田3兄弟が所属し、元協栄ジムトレーナーの大竹重幸氏を会長とする新ジムの加入申請を却下した。会長を代えただけで従来の亀田ジムと同じ組織構造という点を問題視。大橋秀行会長は「全会一致で認可しないと決めた。実体の伴う“大竹ジム”として申請があれば検討する」と説明した。

 昨年12月のIBF世界戦で次男・大毅が負けて王座保持となった件で、亀田ジムの吉井慎次会長は日本ボクシングコミッションからライセンス更新を認められず、協会から除名処分を受けていた。3兄弟が国内で試合をするためには「現実的には(他ジムへの)移籍ということになる」と大橋会長は話した。

 新会長の承認を条件に長男・興毅とWBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)の指名試合が計画されていたが、8月の実現は難しくなった。

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2014年6月17日のニュース