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粟生 判定勝ちも内容不満「自分にもがっかりした」

[ 2014年4月24日 05:30 ]

4R、ロペス(右)に右フックを決める粟生

プロボクシング10回戦 ○粟生隆寛 判定 マルコ・アントニオ・ロペス●

(4月23日 大阪城ホール)
 ライト級(62・1キロ契約)10回戦で元世界2階級制覇王者の粟生は3―0で判定勝ちした。12年10月にWBC世界スーパーフェザー級王座を失ってから3連勝となったが「30歳になって1戦目がパッとしない試合だった。自分にもがっかりした」と課題が残った。

 序盤から手数で圧倒したが、カウンターをもらう場面も多かった。「KOを狙い過ぎた。空回りしてしまった」と距離を取って崩す本来のボクシングができなかった。「もっと自分を磨くだけ」とレベルアップして、3階級制覇のチャンスを待つ。

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2014年4月24日のニュース