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山中 最多観客でベガス予行 前売り1万4000枚ほぼ完売

[ 2014年4月22日 05:30 ]

グローブチェックをする山中(左)

プロボクシング WBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・山中慎介―同級3位シュテファーヌ・ジャモエ

(4月23日 大阪城ホール)
 6度目の防衛戦の王者山中は過去最多の観衆の前で戦うことになった。大阪城ホールでのボクシング興行は02年12月の徳山昌守と星野敬太郎のダブル世界戦以来12年ぶりだが、1万4000枚のチケットは当日券200枚を残すだけでほぼ完売した。滋賀県出身の山中は関西初の世界戦で、地元から約3500人の応援団も駆けつける。

 これまで最多だった両国国技館の約8000人を大幅に上回る大観衆の来場に「力になる。いい景色だと思うので、しっかり周りを見渡して、楽しみたい」と胸を高鳴らせた。「次にやりたいのは海外ですね」と近い将来目指しているのはラスベガス進出。同地のMGMグランド・ガーデンアリーナは約1万7000人収容で、今回の観客数に近いだけに格好の予行演習になりそうだ。

 大阪城ホールはかつて辰吉丈一郎が沸かせた会場でもある。「あの会場のメーンで試合ができるのは最高に幸せ。大阪城ホールのメーンに見合った試合をします」と力強く語った。

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2014年4月22日のニュース