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ダブル世界戦メーンは井上!八重樫が譲った「尚弥は日本の宝」

[ 2014年3月28日 05:30 ]

スパーリングを行う井上尚弥

 4月6日のダブル世界戦(大田区総合体育館)でWBC世界ライトフライ級王者アドリアン・エルナンデス(28=メキシコ)に挑戦し、日本人最速6戦目での世界王座獲得を狙う井上尚弥(20=大橋)が27日、横浜市内で練習を公開。大橋秀行会長は井上の試合をメーンにすると発表した。

 当初は現役王者の八重樫東(31=大橋)のWBC世界フライ級タイトルマッチをメーンに準備を進めていたが、八重樫が「井上尚弥は日本の宝。最速で挑む歴史的な試合になる。自分は脇役が合っている」と申し出て主役の座を譲った。

 この日、3ラウンドのスパーリングで軽快な動きを披露し、仕上がりの良さをアピールした井上は「メーンに恥じない試合をしたい。足を使ってでも打ち合ってでも、しっかり王者になりたい」と王座奪取を課した。

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2014年3月28日のニュース