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村田 KO狙いを宣言 マカオでプロ3戦目「判定で勝つのは嫌」

[ 2014年2月12日 16:57 ]

 ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストで日本、東洋太平洋同級1位の村田諒太(三迫)が12日、東京都内の帝拳ジムで練習を公開し、22日にマカオで行われるプロ3戦目に向け「判定で勝つのは嫌。僕の階級はノックアウトが期待されているので狙っていく」と強気に宣言した。

 プロ転向後、初めての海外での試合で40歳のカルロス・ナシメント(ブラジル)と対戦する。「僕が闘う階級は海外がメーン。いつまでもホームでやっていくわけにはいかないので、これが第一歩」と今後を見据えて話した。

 約1カ月の米国合宿を終えて10日に帰国したばかりだが、時差の影響は感じさせなかった。スパーリングでは一昨年の国際ボクシング連盟(IBF)ウエルター級王座決定戦に敗れるまで26連勝したマイク・ジョーンズ(米国)と拳を交えた。柔らかい身のこなしを披露し「力が抜けるようになったし、スタミナのペース配分も自信がある」と手応えを口にした。

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2014年2月12日のニュース