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陥落から3年…長谷川「これが集大成」4月に3階級制覇へ挑戦!

[ 2014年2月12日 05:30 ]

ダブル世界戦を発表し、ポーズをとる山中慎介(右)と長谷川穂積

IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 同級13位長谷川穂積―王者キコ・マルチネス

(4月23日 大阪城ホール)
 ボクシングのダブル世界戦が4月23日に大阪城ホールで行われることが発表され、元世界2階級制覇王者の長谷川穂積(33=真正)はIBF世界スーパーバンタム級王者のキコ・マルチネス(スペイン)に挑戦することになった。

 11年4月にWBC世界フェザー級王座から陥落して以来の世界戦で「本当に長い3年でした。これが本当の集大成になる」と負ければ引退となる大一番への決意を口にした。

 WBC世界バンタム級王座を10度防衛し、飛び級でWBC世界フェザー級も制した33歳。3階級制覇を目指して1つ落とした激戦の階級でチャンスが巡ってきた。ベルトの持つ意味は変化してきている。最初は「若さと勢い」、2つ目は「(亡くなった)母のため」。そして今回は「自分が本当に強いのかを知りたい」ためのものだという。

 マルチネスは世界戦2戦2KO勝利のファイターだ。「気持ちを強く前に出してくるタイプ。気持ちで勝ちます」。3階級制覇となれば、亀田興毅以来日本人2人目。偉業達成へ向け、一歩も引くつもりはない。

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2014年2月12日のニュース