山中　Ｖ５へ「神の左ロケットパンチ」サク裂だ

調印を終えポーズを取る山中（右）とゲバラ

ＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチ 王者・山中慎介―同級８位アルベルト・ゲバラ（メキシコ）

（11月10日 東京・両国国技館）
　調印式が都内で行われ、５度目の防衛戦に臨む王者山中は「凄く気合が入っています。今回は完璧に仕上がったので、いい試合になると思います」と調整に１００％の自信を見せた。

　この日は日本テレビの朝の情報番組内のロボットアニメ「マジンガーＺＩＰ！」に自身のキャラクターと声で出演。主人公のロボットは山中の代名詞のパンチと必殺技を合体させた「神の左ロケットパンチ」を披露した。「（声の出演は）反省します」と照れていたが、アニメのキャラクターになるほど注目度も増している。

　調印式後はシャドーなどで約１時間体を動かし、計量前日で体重はリミットまで２００グラム。「（前夜で）６００グラムまでなら、当日落ちる。４００グラム食べられる。肉を食べます」と話すほど減量は順調だ。両国のリングで破壊力の増した「神の左ロケットパンチ」がサク裂しそうだ。