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当日計量はJBC抜きの“非公開” ドタバタIBF国内初世界戦

[ 2013年9月4日 06:00 ]

亀田大は王座奪取し父・史郎さんに肩車される

プロボクシング IBF世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦 亀田大毅 判定 ロドリゴ・ゲレロ

(9月3日 高松・マリンメッセ香川)
 IBFの国内初の世界戦はドタバタ続きだった。団体独自のルールである当日計量は当初、午前10時に高松市内のホテルで行われる予定だった。

 しかし、IBFは立ち会うはずのJBCに連絡せずに、午前8時に変更。両者ともに契約体重から10ポンド(4・5キロ)増量の制限内の56・6キロで問題はなかったという。IBFのダリル・ピープルズ会長は「IBFの慣例で選手側からの要望があれば、予定の2時間前に計量ができる」と説明。今回は両陣営から要望があって、前夜に時間変更が決まっていたが、JBC関係者は「何の連絡もない。不愉快です」と憤慨。厳格であるべき計量が事実上の非公開で行われ、後味の悪さを残した。

 使用グローブでは両陣営がもめた。JBCが支給する日本製を調印式の際に確認したが、試合前日にゲレロ側が別のグローブ使用を申し出たため、亀田陣営が抗議。契約書に「お互いが好きなグローブを使ってよい」との項目があるとゲレロ側が主張したものの、最終的には双方が合意して両者とも日本製で闘った。

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2013年9月4日のニュース