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なぜ…47歳 西沢ヨシノリ引退「ボクサーとしての可能性を使い果たした」

[ 2013年8月5日 20:21 ]

引退を表明した元日本ミドル級、元東洋太平洋スーパーミドル級王者の西沢ヨシノリ

 年齢による衰えを理由に2007年に日本ボクシングコミッション(JBC)から引退勧告を受けた後も海外で試合を続けた元東洋太平洋ライトヘビー級王者の西沢ヨシノリ(47)が5日、東京都内で記者会見し「ボクサーとしての可能性を使い果たした」と現役引退を表明した。今後は後進の指導に当たる。

 長野県上田市出身で1986年にプロデビュー。日本ミドル級、東洋太平洋スーパーミドル級王座も獲得した。西沢によると、11年12月にオーストラリアで、JBC非公認団体の王座に就いたのが最後の試合となった。

 体力の衰えを感じていないが、金銭面などで次戦の調整がつかなくなり引退を決断した。2年前に獲得した王座を8日に返上する西沢は「27年間のボクシング人生をチャンピオンのままやめられる」と話した。戦績は58戦31勝(19KO)21敗6分け。

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2013年8月5日のニュース