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八重樫 初防衛戦前に練習公開「しっかり勝つ」

[ 2013年8月5日 17:48 ]

 世界ボクシング評議会(WBC)ダブル世界戦(12日・大田区総合体育館)で初防衛戦に臨むフライ級王者の30歳、八重樫東(大橋)が5日、横浜市内の所属ジムで報道陣に練習を公開し「守るよりも挑戦する気持ちが強い。厳しい闘いになるが、しっかり勝つ」と自信たっぷりに宣言した。

 大橋ジムの大橋秀行会長が「相手を失神させるKO勝ちばかりで、八重樫がこんな相手と闘う試合は初めてだろう」と、挑戦者のオスカル・ブランケット(メキシコ)を評した。4月にミニマム級との2階級制覇に成功した王者は、強打が武器の難敵に「常に危機感を持っている」と警戒しながらも「対策はばっちり。勝負となる中盤以降からしっかり動けるようにする」と強気に言い切った。

 披露した2ラウンドのスパーリングではブランケットの強打を意識し、相手から距離を置いた動きをみせた。9月に夫人が出産予定と発奮材料もあり「いろんな角度からトレーニングを積んできた。それを試合で出したい」と闘志を燃やした。

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2013年8月5日のニュース