佐藤洋太が引退 前WBC世界Sフライ級王者は「体重が落ちない」
前WBC世界スーパーフライ級王者・佐藤洋太(29=協栄)が13日、都内で会見し、現役引退を発表した。
5月3日にタイでシーサケットに8回TKO負けし、3度目の防衛に失敗して王座から陥落した佐藤は「リングを下りる瞬間に自分の中では決まっていた」と明かし、関係者と相談してこの日の発表に至った。
引退理由に「2度目の防衛戦で赤穂(亮=横浜光)に勝って納得してしまった」ことと「こだわりのあるスーパーフライ級に体重が落ちない」ことを挙げた。
今後については「ボクシングはやり切った」とジム開設など、ボクシング界の仕事は一切、しない意向。小1の長男の進級に合わせて来春に故郷の盛岡に帰り、「向こうで就職する。次のやりたいことをやろうと、今は希望にあふれている」と晴れ晴れと話した。
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