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初防衛から一夜…“伝説”になりたい井岡 3階級目を視野に

[ 2013年5月9日 16:36 ]

ダブルタイトルマッチから一夜明け、笑顔で記者会見するライトフライ級王者の井岡一翔(左)とミニマム級王者の宮崎亮

 世界ボクシング協会(WBA)ダブルタイトルマッチから一夜明けた9日、初防衛に成功したライトフライ級チャンピオンの井岡一翔と、ミニマム級王者の宮崎亮が所属する大阪市内の井岡ジムで記者会見し、井岡は「無事に初防衛できて良かった」と、9回KO勝ちを笑顔で振り返った。

 5回TKO勝ちした宮崎は「初防衛をクリアして、また次へ向けて準備していきたい」と話し、「今は趣味の釣りを楽しみたい」と笑った。

 両王者とも今後は階級を上げる選択肢もあるが、宮崎は「せっかくのベルトだし、チャンピオンでいたい」と返上はせず、同階級での防衛戦を示唆。すでに2階級制覇している井岡は「一番は防衛することだが、チャンスがあれば複数階級を狙いたい」と3階級目を視野に入れた。

 8日のテレビ中継の平均視聴率は、関西地区で18・7%をマーク。井岡は「誰も成し遂げられなかった記録をたくさん残して、伝説と言われるようになりたい。多くの人に見てほしい」とアピールした。

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2013年5月9日のニュース