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初防衛成功の井岡が思い明かす…常に刺激的に戦っていきたい

[ 2013年5月9日 11:45 ]

9R、右ボディブローでウィサヌ(右)をKOした井岡

WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ ○王者・井岡一翔 9回KO ウィサヌ・ゴーキャットジム●

(5月8日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 【井岡手記】応援ありがとうございました。挑戦者の防御がうまくて、てこずったけど、最後はKOを見せられてよかった。宮崎も防衛を果たし、また2人で盛り上げていきたい。

 プロデビューから在籍したライトフライ級に戻って2度目の世界戦。前回は体重が思うように増えなかったり、体重が増えてもパワーを出せなかったり、違和感を覚えることがありました。今回は練習開始から、凄くしっくりくる感じ。気持ちも体も“まだまだいける”と頑張れる状態でした。練習ではスピードを落とさず、パワーをつけることを意識。トータルでうまく連動させて、強くなった姿を見せたいと思ってました。出せなかった部分もあるけど、後半は徐々に上げていけました。

 次がどんな試合になるかは、いろんなタイミングもあるし、運命に身を任せます。やるからには世界戦がいいし、常に刺激的に戦っていきたい。自分が興味を持てて、周囲から対戦を期待され、本当に“見たい”と思ってもらえるマッチメークなら理想的じゃないですか。

 試合が決まれば、それがたとえ世界戦じゃなくても一つ一つ勝つことで次につながる。負けたら積み重ねたものが崩れてしまうという危機感を持って取り組んできました。どこまで強くなれるのか、もっと自分を磨いていきたい。(WBA世界ライトフライ級王者)

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