黒田雅之　身長で10センチ上回る「非常にいい精神状態」

ＷＢＡフライ級タイトルマッチの予備検診を受けるフアンカルロス・レベコ。左は挑戦者の黒田雅之

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）フライ級タイトルマッチ（２７日・川崎市とどろきアリーナ）の予備検診が２２日、東京都内で行われ、同級９位で挑戦者の黒田雅之（川崎新田）とチャンピオンのフアンカルロス・レベコ（アルゼンチン）は、ともに異常なしと診断された。挑戦者が身長で１０センチ、リーチで９センチ上回った。

　黒田はレベコの印象を「すごくリラックスしている。王者らしい」と語り、初の世界戦に「非常にいい精神状態」と淡々と話した。身長１５７センチの王者は「私はこの階級では背が小さい」と気にしなかった。