赤穂　王者攻略は「うっすら考えている　言いませんけどね」

ＷＢＣスーパーフライ級タイトルマッチに向け公開練習する挑戦者の赤穂亮

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）スーパーフライ級タイトルマッチ（３１日・大田区総合体育館）に出場する同級５位で挑戦者の２６歳、赤穂亮（横浜光）が２４日、横浜市内の所属ジムで練習を報道陣に公開し、２歳上のチャンピオン佐藤洋太（協栄）との一戦に「けがなく、病気もなくここまできている。体重も順調」と手応えを口にした。

　同僚で４階級上のスーパーフェザー級日本王者、金子大樹との２ラウンドのスパーリングを披露した。体格で上回る相手に連打を浴びせ、ロープを背負わせる場面もあった。王者攻略法について「うっすら考えている。言いませんけどね」と話して笑った。

　世界ボクシング協会（ＷＢＡ）スーパーフライ級元王者の名城信男（六島）ともスパーリングするなど鍛錬を続け「倒しても倒さなくても勝ちたい」と話した。