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興毅、5度目の防衛に成功!“最強挑戦者”に判定勝ち

[ 2012年12月4日 21:11 ]

1R、ルイス(左)に右を放つ亀田興毅

 プロボクシングの亀田祭りが4日、大阪市のボディメーカーコロシアムで行われ、メーンのWBA世界バンタム級王座統一戦では正規王者の亀田興毅(26=亀田)が暫定王者のウーゴ・ルイス(26=メキシコ)を判定2―1で下し、5度目の防衛に成功した。

 4月に行われた4度目の防衛戦で左拳を骨折して以来、8カ月ぶりの復帰戦。興毅が休養中に暫定王者となり4度防衛したルイスに対し、距離を保ち、持ち前のスピードを生かしたボクシングで確実にポイントを稼いだ。

 過去4度の防衛戦ではランキングの低い相手との対戦だったが、自身初の指名試合で32戦31勝28KOの“最強挑戦者”を退け、その実力を証明した。これで興毅の戦績は30戦29勝(17KO)1敗となった。日本のジム所属の男子現役世界王者は5人のまま。

 次男の大毅(23)は55キロ契約でジェームス・モコギンタ(21=インドネシア)と対戦し、判定3―0で勝利。三男の和毅(21)は同じく55キロ契約でレイ・ラスピニャス(26=フィリピン)と対戦し、4回KO勝ちした。

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