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挑戦者ディアス 王座奪取に自信「調子はパーフェクト」

[ 2012年10月23日 06:00 ]

自身のニックネームとなるバナナを手に笑顔でポーズをとるディアス

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 粟生隆寛VSガマリエル・ディアス

(10月27日 東京国際フォーラム)
 挑戦者ディアスは、ニックネームの理由となった猫背スタイルで、ミット打ちなどの軽い練習を公開した。「調子はパーフェクト。待ちに待った試合なのでタイトルを手にできると思う」と、3度目の世界挑戦での王座奪取に自信を見せた。

 1メートル75とこの階級では長身だが、身長を生かしたアウトボクシングというより、猫背の構えからジワジワと前に出るのが持ち味。「上体をよく動かし、手数を出す。左のロングフックが得意」と話す。帝拳の浜田剛史代表は「コンビネーションというより、パンチを出し続ける。打ち終わりがないのでカウンターを狙いにくい」と警戒した。

 練習後は気さくにバナナを持って写真撮影に応じた。バナナのように粟生の足を滑らすか?と聞かれ「いやいや、パンチで勝負する」。生真面目な31歳は、報道陣に好感を振りまいていた。

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2012年10月23日のニュース