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世界挑戦を厳しく制限 質が低下することを懸念

[ 2012年9月24日 21:29 ]

 ジム会長らで組織する東日本ボクシング協会は24日の理事会で、国際ボクシング連盟(IBF)と世界ボクシング機構(WBO)への加盟を日本ボクシングコミッション(JBC)に要請するための内規づくりを進め、世界王座挑戦を厳しく制限する方向で検討した。

 大橋秀行会長によると、IBFとWBOに加盟した後の国内開催試合で世界タイトルに挑戦する際は、他の統括団体の世界王座や東洋太平洋、日本王座の獲得経験者、アマチュアの国際大会で3位以内に入った実績のある選手に限る案で固まった。

 JBCが認可している世界ボクシング協会(WBA)と世界ボクシング評議会(WBC)に2団体が加われば、挑戦機会が増える一方で世界戦の質が低下することが懸念されている。同会長は「厳しい条件を求めることで、4団体でも王者の権威を保てる」と説明した。

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2012年9月24日のニュース