山中＆五十嵐がダブル防衛戦　１１・３仙台で

　ボクシングのＷＢＣ世界バンタム級王者の山中慎介と同フライ級王者の五十嵐俊幸が所属する帝拳ジムは２３日、１１月３日に仙台市でダブル防衛戦を行うと発表した。会場は後日発表される。

　２９歳の山中は２度目の防衛を目指し、ＷＢＣスーパーフライ級元王者で３２歳のトマス・ロハス（メキシコ）と対戦する。４月の初防衛戦に続く、元世界王者からの挑戦に「ポイントをしっかり取って、終盤以降にＫＯを狙いたい」と話した。戦績は山中が１８戦１６勝（１１ＫＯ）２分け、ロハスが５４戦３９勝（２６ＫＯ）１３敗１分け１無効試合。

　７月に世界初挑戦でタイトルを奪取した２８歳の五十嵐は、ＷＢＣフライ級９位で３０歳のネストル・ナルバエス（アルゼンチン）を迎え撃つ。「初防衛戦でも守ろうとするのではなく、前回と同じで挑戦するという気持ちでやりたい」と意気込みを語った。五十嵐が１８戦１６勝（１０ＫＯ）１敗１分け、ナルバエスが２２戦１９勝（９ＫＯ）２分け１無効試合。