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粟生 10・27に4度目防衛戦「圧勝は当たり前」

[ 2012年8月23日 06:00 ]

会見を終え、ポーズをとる岩佐亮祐(左)と粟生隆寛

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ

(10月27日 東京国際フォーラム)
 プロボクシングの帝拳ジムは22日、都内で会見し、WBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(28=帝拳)が、同級4位のガマリエル・ディアス(31=メキシコ)と4度目の防衛戦を行うことを発表した。粟生は会見で「自分のボクシングをすれば間違いなく倒して勝てる。圧倒的な内容で勝つのは当たり前」と自信満々にKO宣言した。

 現在13連勝中のディアスは、1メートル75の右構えで、体が柔らかく攻撃的。ビデオを見た王者は「つかみどころがない」と印象を語った。過去には粟生がWBCフェザー級王者時代の初防衛戦で敗れたエリオ・ロハスにも勝利している実力者だ。

 ディアスを粉砕した先にはWBA同級王者・内山高志(32)との統一戦を見据える。「王者は2人もいらない。どちらが本当の世界一か。頂上決戦、ビッグマッチに臨みたい」と王者は目を輝かせた。

 帝拳ジムの本田明彦会長は統一戦について「内山次第」と話す。内山が年末にも予定する防衛戦で完勝すれば来春にも実現する見込みで「そろそろハッキリとさせたい」と王者。過去最高のパフォーマンスで統一戦へ弾みをつける。

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2012年8月23日のニュース