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王座統一戦、視聴率20%超えに井岡「うれしい」

[ 2012年6月22日 06:00 ]

 TBSが20日に放送された、井岡一翔(23)が八重樫東(29)に12回判定勝ちした「ボクシングWBC・WBA世界ミニマム級王座統一戦」の平均視聴率は関東地区で18・2%、関西地区が22・3%だったことが21日、ビデオ・リサーチの調べで分かった。瞬間最高視聴率は関東地区が22・7%、関西地区が29・1%で、いずれも判定結果が発表された午後9時9分だった。

 TBSの北村公一郎プロデューサーは「関西で平均20%超え、同時間帯で一番。数字には満足です。ボクシングがサッカーに並ぶコンテンツであることが証明できました。八重樫選手のリベンジも含めてボクシング界を盛り上げていきたい」と話した。

 また、関西では井岡戦では過去最高の数字となり、ボクシング中継が20%を超えたのも2010年3月の亀田興毅―ポンサクレック戦の25・9%以来約2年3カ月ぶり。判定結果が発表された午後9時9分には瞬間最高29・1%を記録し、井岡は「5人に1人が見てくれたんですね。少しでも高いとうれしいし、注目されていたんだなと思います」とコメント。さらに、1988年に3度の防衛戦を戦い、全て昼間にもかかわらず15%前後を記録した叔父の井岡弘樹会長にも触れ「会長も視聴率が良かったので、ファンが増えたんだと思います」と感謝した。

 日本初の団体統一戦という好カードも要因の一つ。MBSでは「非常に好ましい数字です。この一戦でさらに注目度も上がると思うので、長期王者でいてほしい」と願っていた。数字は全て関西地区。

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2012年6月22日のニュース