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作戦が裏目…しずちゃんのトレーナー「陣営のミス」

[ 2012年5月16日 06:00 ]

RSC負けし、リングを降りる山崎

アマチュアボクシング女子世界選手権第5日 ●山崎静代 RSC1回1分56秒 シュトローマイヤー○

(5月15日 中国・秦皇島オリンピックセンター体育館)
 しずちゃん専属の梅津トレーナーは「今思えば、バカバカ打ち合わせたかった」と悔やんだ。慎重に行く作戦が裏目に出て、調子が上がる前にレフェリーに止められ「陣営のミスです」とうなだれた。最後まで愛弟子をかばった。

 08年6月、しずちゃんが女子ボクシングドラマ「乙女のパンチ」に主演した際、演技指導をしていた同トレーナーは初めてしずちゃんと出会った。それから約4年、二人三脚で取り組み、ともに五輪を夢見た。

 試合後、しずちゃんは控室に戻ると20分間、トイレに閉じこもり涙を流していたというが、「“終わっても胸を張って帰ってこい”と言っていたのを守ってくれた」と会場で涙をこらえたことを褒めた。

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2012年5月16日のニュース