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粟生 戦闘服は“頑張ろう日本” 日の丸カラーで統一

[ 2012年4月1日 06:00 ]

紅白の「ジャパンカラー」シューズを初披露した笑顔の粟生

プロボクシングWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦

(4月6日 東京国際フォーラム・ホールA)
 プロボクシングのWBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(27=帝拳)が31日、都内のジムで練習を行った。この日は3度目の防衛戦(6日、東京国際フォーラム)に向けオーダーした「ジャパンカラー」のシューズが到着。早速、その感触を確かめるようにミット打ちなどで汗を流した。

 これまでトランクスに東日本大震災の被災者へのメッセージを縫い込んできたが、それに加え今回はシューズ、トランクス、ガウンを赤と白で統一し「頑張ろう日本」の思いを示した。前日には計120回に及んだスパーリングを打ち上げた後、挑戦者の顔が脳裏をよぎり、いつも以上にミット打ちに力が入ったという。「体はしんどいけど。気持ちは100%乗っていた」と気迫十分だ。また、山中はこの日で世界戦前のスパーリングを終了。防衛戦後には仙台市若林区へボランティア活動に行く予定。「東日本大震災の被災者に勇気を」と必勝を誓った。

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2012年4月1日のニュース