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清水「21世紀の幻の右」で奪冠だ!

[ 2012年3月26日 06:00 ]

WBC世界スーパーフライ級休養王者・清水智信が、公開スパーリング

WBA世界スーパーフライ級王座統一戦 休養王者・清水智信(30=金子)VS正規王者テーパリット・ゴーキャットジム(23=タイ) 

(4月4日 横浜アリーナ)
 清水が25日、都内で2回の公開スパーリングを行った。左ジャブ中心の軽い内容だったが、トレーナー兼任の金子賢司マネジャーは、接近戦対策で「21世紀の幻の右」の存在を明言。プライドの戦いとなる王座統一戦の鍵を握りそうだ。

 清水は「まず防御。あとは左のタイミング。やってきたことをできれば100%勝てる」と話した。ガッツ石松の代名詞だった「幻の右」の清水版は「右に合わせる右カウンター」。リスクもあるが、決まれば破壊力は大きい。日本王座防衛戦で小林タカヤス(川島)を倒したパンチだ。「倒せる時は倒す」と清水の自信は控えめだが、この右が出た時、KOチャンスは広がりそうだ。

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2012年3月26日のニュース