4年ぶりの八重樫「第1ラウンドから勝負」 会長は「今が全盛期」
世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級タイトルマッチ(24日・後楽園ホール)でチャンピオンのポンサワン・ポープラムック(タイ)に挑戦する八重樫東(大橋)が19日、横浜市内の所属ジムで練習を公開し「減量を含め調整はうまくいった。試合までに体調を崩さないように」と順調な仕上がりを強調した。
2ラウンドを行ったスパーリングでは右ストレートなど持ち味のスピード豊かなパンチを軽めに放った。逆にミット打ちなどでは一発一発に力を込めた。プロ7戦目だった2007年6月以来、28歳で2度目の世界挑戦に「4年前と比べ、メンタル面が一番成長した」と自信をのぞかせつつ「第1ラウンドから勝負だと思う」と意気込んだ。
元世界ミニマム級王者の大橋秀行会長は「今が八重樫の全盛期で、世界挑戦のチャンスがつくれたのは大きい。弱気にならず、気持ちで負けないことが大事」と話した。
2011年10月19日のニュース
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