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しずちゃん涙のデビュー 初の公式戦は判定負け

[ 2011年9月8日 22:36 ]

台北で開幕したボクシングの台北市カップ国際トーナメントで、判定で敗退し肩を落とす山崎静代(右)

 ボクシング女子ミドル級で来年のロンドン五輪出場を目指す、お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代(よしもとクリエイティブエージェンシー)が8日、台北で行われた台北市カップ国際トーナメントで初の公式戦に臨み、格上の薛春秋(台湾)に判定で敗れて涙する、ほろ苦いデビューとなった。

 試合後、山崎は「勝つつもりだったのに負けて悔しい」と泣きながら話した。4ラウンドの第1ラウンドは一方的に打ち込まれた。「しずちゃん、頑張れ」の声援を受けて踏ん張り、続く3ラウンドは互角に闘った。

 五輪への手応えを聞かれると「頑張ったねという試合ができても、勝つ試合ができないと意味がない。負け癖をつけたくない」と、まずは1勝を目指す決意を示した。

 ロンドン五輪で採用される女子の強化選手に選ばれている山崎は、9月4日までの日本アマチュアボクシング連盟の強化合宿に参加。合宿中には韓国選手との強化試合も行ったが、経験不足を感じさせた。(共同)

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2011年9月8日のニュース