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“8度目の正直”だ!中邑、悲願のG1制覇

[ 2011年8月15日 06:00 ]

8度目の挑戦で悲願の初優勝を飾った中邑

 新日本プロレスの「G1クライマックス」最終戦が14日、東京・両国国技館で行われ、中邑真輔(31)が8度目の出場で悲願の初優勝を果たした。

 Bブロック公式戦で鈴木みのる(43)の鼻っ柱にボマイェをぶち込んで流血勝利した中邑は、優勝決定戦で次期エース候補の内藤哲也(29)と激突。勝てばともに初優勝となる2人の一戦は、中邑の執念が内藤の勢いを上回った。

 ミサイルキック、ニークラッシャー、変型膝固めと左足を集中攻撃され、ボマイェは低空ドロップキックで迎撃された。それでもスターダストプレスを自爆させると後頭部に強烈なボマイェ一閃。最後は変型牛殺しから正調ボマイェを叩き込んで20分を超える激闘にピリオドを打った。

 デビューから1年4カ月、史上最速でIWGPヘビー級のタイトルを手にしながら、9年間届かなかった「G1王者」の称号。渇望していた勲章をようやく手に入れた中邑は「モチベーションを崩した時もあった。それでも逃げずにやってきた結果が今日結ばれた」と興奮を隠しきれずに語った。G1優勝の“副賞”となるIWGPベルト挑戦にも意欲。「もちろん挑戦させていただきますよ。棚橋弘至にも言っておこう。かかってきなさい」と上から目線で王者にアピールしていた。

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2011年8月15日のニュース