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元パートナーの連覇阻止 天山「あんなヤツに絶対負けるかって!」

[ 2011年8月15日 08:10 ]

 天山が盟友を叩きのめして完全復活を果たした。新日本プロレスの「G1 CLIMAX」最終戦が14日、東京・両国国技館で行われ、注目のテンコジ対決は天山広吉(40)が小島聡(40)に14分10秒、オリジナルTTDからの片エビ固めで勝利。元パートナーの連覇を阻止し「天山広吉の力舐めたらアカンぞ!これから大復活していくから、よう見ていてください」と宣言した。

 かつては固い絆で結ばれ、ともにIWGPのベルトを巻いた天山と小島。小島の全日本移籍後もある時は戦い、ある時はタッグを組んで、2人の因縁は続いていた。しかし昨年は外敵としてG1制覇を果たした小島に対し、天山は首と肩を負傷し長期欠場。以前は横に並んでいた2人の差はどんどん広がっていった。

 前日に「ぶっ潰してぶっ殺す」と小島抹殺を予告していた天山は、持てる力すべてを出し切って盟友にぶつかった。モンゴリアンチョップ、アナコンダバイス、TTD。雪崩式コジコジカッターで首に大ダメージを負ったがラリアット連打を耐え切り、最後はアナコンダバイスからアナコンダスラム、そして危険すぎるオリジナルTTDで決着をつけた。

 試合後、「自分でも訳分かんないくらい首をやられて、ガンガン痛い」と言いながらも「あんなヤツに絶対負けるかって!」と勝利の喜びをかみしめた天山。「あんだけの声援もらったら、やるしかないでしょう」と国技館を埋めたファンの応援に感謝していた。

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2011年8月15日のニュース