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一翔 初防衛へ万全!必殺“伸びるパンチ”

[ 2011年8月6日 06:00 ]

WBC世界ミニマム級戦の予備検診を受ける井岡

WBCミニマム級タイトルマッチ

(8月10日 後楽園ホール)
 世界戦の予備検診が5日、東京と大阪で行われ、王者、挑戦者とも異常なしと診断された。

 ただし、脈拍、体温は2人とも高め。担当医師は「問題ない範囲。夏で気温が高い影響でしょう」と説明したが、井岡より高い数値を示したエルナンデスにとっては気になる材料。減量終盤の体力的につらい時期に来日しただけに、蒸し暑い気候でダメージを受けた可能性もある。これまで早い回の決着が多いエルナンデスだけに、終盤までスタミナが持つか疑問だ。

 22歳の井岡のリーチは2月の王座獲得時から5センチ伸びた。挑戦者と比べて身長で5・5センチ、リーチで3センチ上回った。本人は「相手のボクシングスタイルだけ研究してきた。そういう数字は特に気にしてない」と意に介していないが、“地の利”に加え、体格差でも有利なのは心強い。初防衛の準備は整った。

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2011年8月6日のニュース