長谷川進退には言及せず…被災地を慰問
プロボクシングのWBC世界バンタム、フェザーの2階級を制した長谷川穂積(30=真正)が29日、東日本大震災で被災した宮城農高のボクシング部仮設練習場を訪れ、激励とともに指導を行った。
同校は津波被害で校舎が使えず、他校に間借りして授業を行っている。ボクシング部は名取市内の温室をOBから借り、9日に練習を再開した。長谷川はスパーリングを熱心に見つめ「足場が悪いのを逆に利用して、上体をもっと動かしたらいい」などとアドバイス。篠崎光希主将(17)は「オーラが凄かった。東北大会で団体優勝して、夏のインターハイも頑張りたい」と感激の面持ちだった。
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