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避難所で焼き肉 新日中西らプロレスラーも復興応援

[ 2011年4月10日 16:00 ]

被災者と記念撮影に応じる新日本プロレスの中西学選

 岩手県宮古市の避難所「グリーンピア三陸みやこ」で10日、県食肉事業協同組合連合会などが被災者に焼き肉を振る舞った。新日本プロレスの中西学選手(44)らも駆けつけ、被災者は久しぶりに食べる牛肉に舌鼓を打った。

 振る舞われたのは岩手産の黒毛和牛約50キロとラーメン1千食。地元精肉店が新日本プロレスに復興への応援を呼び掛けて実現した。

 中西選手は「プロレスほど客と選手が近い競技はない。これまで皆さんに支えられてきたので、できるだけ恩返しをしたい」と話し、大きな声で客を呼び込んだ。

 家族5人で焼き肉を食べた小学4年田中健正君(9)は「久しぶりにお肉を食べました。おいしいです」と笑顔。同連合会の梅木宗雄会長(78)は「岩手の肉で被災者に少しでも元気を取り戻してほしいね」と話した。焼き肉は11日も宮古小学校で実施する。

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2011年4月10日のニュース