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粟生“敵討ち”熱望「ゴンサレスとできないっすかね」

[ 2011年4月10日 06:00 ]

王座防衛から一夜明け、チャンピオンベルトを手にポーズをとる西岡利晃(左)と粟生隆寛

 8日の世界戦で初防衛に成功したWBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(27=帝拳)が長谷川の“敵討ち”を熱望した。

 9日、神戸市内で行われた一夜明け会見後、帝拳ジムの本田会長に「ゴンサレスとできないっすかね」と、長谷川を破ったWBC世界フェザー級新王者のジョニー・ゴンサレス(メキシコ)とのマッチメークを直談判した。

 両者は階級が違うだけにマッチメークは簡単ではない。粟生の突然の申し出に、本田会長も「おまえが1つ下げるか、向こうが1つ上げるかだ」と応じた。

 それでも、粟生は「強くなれば、長谷川さんも元気になってくれると思うんで、それを見せたいです」と決意を明した。敵を討つことで、進退の決まっていない兄貴分の長谷川にエールを送るつもりだ。

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2011年4月10日のニュース