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ボディーブロー一発!粟生がKOで初防衛

[ 2011年4月8日 18:33 ]

4回、グティエレス(奥)からダウンを奪い拳を突き上げる粟生隆寛

 世界ボクシング評議会(WBC)のトリプル世界戦各12回戦は8日、神戸ワールド記念ホールで行われ、スーパーフェザー級チャンピオンの粟生隆寛(帝拳)は同級3位のウンベルト・グティエレス(メキシコ)に4回1分6秒でKO勝ちし、初防衛に成功した。

 粟生の戦績は24戦21勝(10KO)2敗1分け。優位に試合を進める王者が4回に右ボディーブロー一発でKOした。

 フェザー級王者の長谷川穂積(真正)は初防衛戦で同級1位のジョニー・ゴンサレス(メキシコ)と対戦。

 日本の世界王者3人が同じ日に同じ会場で防衛戦を行うのは初。東日本大震災の影響で東京から神戸に会場を移して実施した。

 ▼粟生隆寛の話 ほっとしたとしか言いようがない。相手にスピードがないのは試合前から分かっていた。ボディーで倒れれば立ってこないなと思っていた。

 ▼グティエレスの話 ものすごいパンチが胃に入り、立ち上がることができずに試合が終わってしまった。これがボクシングというもの。言い訳はしない。

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