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井岡 “三文芝居”に失笑「すべてにおいて僕が上」

[ 2011年2月8日 06:00 ]

王者オーレドン(右)の公開練習を偵察に来たマスク姿の井岡一翔

 とんだ三文芝居に失笑が漏れた。WBC世界ミニマム級タイトルマッチ(11日、神戸ワールド記念ホール)で同級10位の井岡一翔(21=井岡)の挑戦を受ける王者オーレドン・シッサマーチャイ(25=タイ)が7日、大阪市内で練習を公開。一緒に来日したWBC世界フライ級王者ポンサクレック(33=タイ)を相手にスパーリングを披露した。

 昨年3月、亀田興毅を破った実力者ポンサクレックに対し、王者は2ラウンド途中に左ストレートからラッシュを仕掛け、最後はトレーナーが慌ててストップする“TKO”で幕。あからさまに効いたフリをするポンサクレックの“三文芝居”に、見守った井岡陣営からは「役者だな」と失笑が漏れた。井岡本人も「王者の風格を感じない。すべてにおいて僕が上という自信がある」と鼻で笑った。

 トレーナーを務める井岡の父・一法さんは「みんながえっと驚く作戦がある。判定で勝とうとは思わない」と完勝宣言。王者の臭い芝居で、井岡陣営はさらに自信を深めた。

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2011年2月8日のニュース