内山「安心した」右拳は脱臼だった
3度目の防衛に成功したWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(31=ワタナベ)が1日、都内の病院で痛めた右拳の精密検査を受け、脱臼だったことが判明した。
試合直後の触診では骨折とされたが、エックス線検査で右手の中指と人さし指の付け根部分の骨の脱臼で全治1カ月と診断された。そのまま病院で整復処置を施され、患部を固定した内山は「安心した。1カ月ぐらいじっくり休んで完全に治すことを考えたい」。強打者ゆえに右拳に慢性的な痛みを抱えており、これを機に完治を目指す。内山の所属するワタナベジムの渡辺会長もケガに加え、31歳とボクサーとしてベテランの域に達していることを考慮。「昨年は3回の世界戦で日程がハードすぎた。これからは年2回。半年は間隔を開けたい」とV4戦は7月以降をメドにしていた。
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