西岡！長谷川！粟生！３王者勢ぞろい　４・８トリプル世界戦

　ボクシングの帝拳ジムなどは２日、ＷＢＣ世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃（帝拳）の６度目の防衛戦を含むトリプル世界戦を４月８日に両国国技館で開催すると発表した。日本人の世界王者３人が同じ日に同じ会場で防衛戦を行うのは初。西岡は同級６位のマウリシオ・ムニョス（アルゼンチン）との対戦に向け「トリプルで注目度も高いと思う。感動できる試合を見せたい」と意気込んだ。

　昨年１１月にＷＢＣフェザー級王者となって２階級制覇を達成した長谷川穂積（真正）は初防衛を目指して同級１位のジョニー・ゴンサレス（メキシコ）と、ＷＢＣスーパーフェザー級王座を獲得して同じく２階級制覇した粟生隆寛（帝拳）は同級３位のウンベルト・グティエレス（メキシコ）と顔を合わせる。長谷川は「尊敬する西岡選手と、これからのボクシングを背負う粟生選手と一緒にできるのはうれしい」と笑顔で話した。