前世界王者・名城　アマと交流スパー

　前世界ボクシング協会（ＷＢＡ）スーパーフライ級チャンピオンの名城信男（六島）が１４日、東京都内の日大ボクシング部練習場で大学生のアマチュア選手とのスパーリングを公開した。

　かつてプロ興行に関わったアマ選手に処分が科されるなど、大きな溝があるプロ、アマ間の交流が公開されるのは異例。名城は３選手を相手に計６ラウンドを行った。名城はロープに押し込んで連打を放つ一方で、アマ選手のテクニックに翻弄される場面もあった。
　来年２月に世界挑戦を控える名城は「今までプロとアマの交流が少なかったが、合同練習は互いにいい勉強となる。今後もチャンスがあればどんどんやりたい」と話した。