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天海、会心の笑み 次は世界が舞台

[ 2010年12月6日 22:14 ]

5回、藤本りえ(左)を攻める天海ツナミ

 【女子世界戦】天海が高い身体能力を見せつけた。両手をだらりと下げて上体の動きだけでパンチをかわし、ワンツーなどを面白いように当てていく。一方的な内容に藤本陣営が8回終了後に棄権した。

 天海は「防衛していくうちに自信がどんどんついている。今までの防衛戦の中で一番持ち味が出せた」と会心の笑顔。
 所属ジムの山木会長によると次の試合は同級の暫定王者がいるアルゼンチンでの防衛戦が有力。「海外で勝ちたい」と元気いっぱいだった。
 ▼藤本りえの話 前半からポンポンとパンチをもらいすぎた。ストップは仕方がない。今までで一番練習ができて、調子はすごく良くて自信はあったけど、力及ばず
 ≪小関は消化不良に無言≫消化不良の結果に納得がいかないのか、記者会見で小関は敗者のようにうつむき、一言も発しなかった。所属ジムの有吉会長は「一生懸命練習して、こういう結末になるのが一番嫌だった。いい試合ができたと思うだけに」とやりきれない表情だった。
 秋田屋が「せっかく北海道からも応援に来てくれたのに10分足らずで終わってしまった。再戦したい」と訴えると、同会長は「向こうがやりたいならやる」と話した。
 ▼秋田屋まさえの話 悔しいとしか言いようがない。自分の力を出す前にこんなことになってしまった。できると言ってもドクターが決めることだから。再戦したい。

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2010年12月6日のニュース