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女子世界戦 天海3度目、小関引き分けで防衛

[ 2010年12月6日 20:46 ]

藤本りえにTKO勝ちして3度目の防衛に成功し、笑顔でスタンドの声援に応える天海ツナミ

 女子ボクシングのダブル世界タイトルマッチは6日、東京・後楽園ホールで行われ、世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級チャンピオンの天海(てんかい)ツナミ(山木)は前東洋太平洋同級王者の藤本りえ(協栄)に8回終了TKO勝ちし、3度目の防衛に成功した。

 天海はボディー、アッパー、ストレートと多彩な攻撃で圧倒した。戦績は天海が7戦全勝(2KO)。藤本は7戦4勝(2KO)3敗。
 世界ボクシング評議会(WBC)アトム級王者の小関桃(青木)は挑戦者の秋田屋まさえ(ワイルドビート)に3回終了負傷引き分けで5度目の王座防衛に成功した。戦績は小関が8戦7勝(2KO)1分けで、秋田屋は9戦6勝(1KO)2敗1分け。
 ◇天海 ツナミ(てんかい・つなみ)本名有馬真波。国内女子公認前の戦績は13戦10勝(4KO)3敗。昨年2月にWBA女子スーパーフライ級王座を獲得。公認後の戦績は7戦全勝(2KO)。右ボクサーファイター。26歳。沖縄県出身。
 ◇小関 桃(こせき・もも)国内女子公認前の07年5月プロデビュー。08年8月にWBC女子アトム級王座を獲得。公認後の戦績は8戦7勝(2KO)1分け。連打が持ち味の左ボクサーファイター。28歳。東京都出身

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2010年12月6日のニュース