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【RAW】PPV翌日にシナ解雇、そして新WWEが誕生!?(WWEモバイル)

[ 2010年12月3日 06:00 ]

ファンに別れを告げるシナ(WWEモバイル提供)

 現地11月22日に放送されたRAWはフロリダ州オーランドで行われた。ショーがスタートするとネクサスが登場、リーダーのウェイド・バレットは前夜のWWE王座戦におけるジョン・シナのレフェリングが中立ではなかったと主張、RAWゼネラルマネージャーはこれを認めてオートンとのリマッチを決定した。一方で、ウェイドは解雇が決定的となったシナに対してファンに別れを告げるための出演枠を設けることも明言、余裕の表情でバックステージへ引き返していった。

 シナはショーの中盤で登場、彼はオートンが真のWWE王者に違いないと認め、同時に自分が解雇の身となったことも認めた。そしてWWEという巨大なエンターテインメント企業を牽引してきた先輩に敬意の言葉を送り、WWEにおける9年間のプロ生活を振り返り、デビュー当時ではWWEが自分の生活の一部であったのが、今ではWWEイコール自分の人生そのものとなっていたと断言、最後はシナの応援と野次を繰り返す、彼ならではの声援をファンと一緒に楽しんだ。最後にウェイドには“近道や楽をすることを考えるな。全力を尽せばファンは全力で反応してくれる”と助言、客席に最敬礼をして去っていった。

 試合は新ディーバズ王者ナタリヤ対アリシア・フォックス戦、WWE王座戦以外の4試合で次週開催されるキング・オブ・ザ・リング・トーナメントの予選が行われた。結果、シェーマス、エゼキエル・ジャクソン、ダニエル・ブライアン、ジョン・モリソンが本選へと勝ち進んだ。

 メーンイベントのWWE王座戦ではオートンが入場時にネクサスの奇襲を受けてひざをやられてしまった。それでもオートンは棄権することなく参戦、ウェイドの徹底したひざ攻めを受けて苦戦を強いられ、ついにはウェイドのフィニッシュ技で担ぎ投げ落とされてしまった。すると、解雇されたシナが会場に乱入、ウェイドをフィニッシュ技で投棄、続いてオートンがフィニッシュ技でウェイドを沈めて勝利を収めて王座防衛に成功した。

 オートン勝利で会場が沸いたのもつかの間、なんとミズが現れてマネーインザバンクを行使、ネクサスに奇襲されてウェイドに痛めつけられたオートンは決死の応戦を試みながら、こん身のフィニッシュ技を繰りだそうとした。しかし、ミズは消耗しきったオートンの技を力ずくで阻止、逆にフィニッシュ技で沈めてピンフォール勝ちを決め、WWE王座を奪ってしまった。

 次週RAWは3時間枠。誰がキング・オブ・ザ・リングの栄冠に輝くのか、そして新WWE王者となったミズの動向に注目するしかない!

試合結果の詳細はwwe.co.jpへ

≪試合結果≫

【1試合目】
○シェーマスvs. R-トゥルース●(K.O.T.R.予選)

【2試合目】
○エゼキエル・ジャクソン vs. アレックス・ライリー●(K.O.T.R.予選)

【3試合目】
○ダニエル・ブライアン vs. テッド・デビアス●(K.O.T.R.予選)

【4試合目】
○新ディーバズ王者ナタリヤ vs. アリシア・フォックス●(ノンタイトル・マッチ)

【5試合目】
○ジョン・モリソン vs. タイソン・キッド●(K.O.T.R.予選)

【6試合目】
○WWE王者ランディ・オートン vs. ウェイド・バレット●(WWE王座選手権)

【7試合目】
○ザ・ミズ vs. ランディ・オートン●(ミズのM.I.T.B.行使によるWWE王座選手権、ミズが新WWE王者に)

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2010年12月3日のニュース