長谷川 パッキャオ流で階級の壁を打ち破る!
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26日、名古屋市ガイシプラザで行われるダブル世界戦のWBCフェザー級王座決定戦に臨む同級2位の長谷川穂積(29=真正)がパッキャオ流で階級の壁を打ち破る。
22日、名古屋市内のジムで練習を公開。バンタム級(リミット53・5キロ)から2階級上のフェザー級(同57・1キロ)に上げ、国内初の飛び級で2階級制覇に挑むための秘策として「長所のスピードを生かした戦いをしたい」と明かした。よどみのない口調の根底には“不可能を可能にしてきた男”の存在がある。
史上2人目の6階級制覇を達成したマニー・パッキャオ(フィリピン)の13日の試合をテレビ観戦。身長で11センチ、試合当日の体重で7キロも大きなマルガリート(メキシコ)の強打を、パッキャオはスピードを生かしたヒット・アンド・アウェーで空転させ大差判定勝ちを収めた。デビューからフェザー級一筋で活躍する1メートル73のブルゴスとの身長差は4・5センチ。「今回はとにかく勝つことがテーマ」。ぶっつけで偉業に挑む長谷川に迷いはない。
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