長谷川穂積　フェザー級で再起を計画

　世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）バンタム級前王者の長谷川穂積（２９）＝真正＝が２階級上のフェザー級で再起を計画していることが１３日、分かった。陣営がＷＢＣ同級王者エリオ・ロハス（ドミニカ共和国）への挑戦を軸に交渉を進めており、再起戦が世界戦となる可能性もあるという。

　長谷川は４月にフェルナンド・モンティエル（メキシコ）に４回ＴＫＯ負けし、王座から陥落。現在は主戦場のＷＢＣでフェザー級２位にランキングされている。当初はモンティエルとの再戦を目指したが、交渉が難航していた。

　バンタム級王座を１０度防衛した長谷川は、試合の度に減量に苦しんでおり、真正ジムの山下会長は「モンティエルとできないならバンタム級にこだわる必要はない」と話している。